株式会社樹CEOブログ#弱さは人を強くするのか?

株式会社樹(いつき)谷でございます。

大阪、福島区で人財派遣・有料職業紹介をおこなっています。

労働力の供給だけに収まらず、システム開発や人材育成など幅広くご対応しています。

 

弱さは人を強くする――これは、私たちがよく聞く言葉の一つです。

しかし、これが本当に当てはまるのでしょうか?

実際、弱さは私たちを苦しめる原因となることがある一方で、逆に強さを引き出す要因となることもあると考えられます。

弱さが人を強くする理由の一つは、困難な状況に直面した時に自分自身を克服する必要があるからです。

例えば、体調が悪くても仕事を続けなければならない場合や、家族や友人が失望したり裏切ったりした場合などです。

このような状況に直面すると、自分自身に向き合わざるを得なくなり、自分自身を強くすることができます。

また、弱さを克服する過程で、自己認識が深まることもあります。

自分自身の欠点や課題を認識し、改善するための方法を見つけることができます。

このような自己認識は、より強く、より自己肯定感の高い人間になるために重要な要素となります。

さらに、弱さを経験したことがある人は、同じような経験をした人を励ますことができます。

自分が経験したことから学んだことや、克服した方法を共有することができます。

これは、他人を助けるために自分自身を使うことができる力を与えてくれます。

 

一方で、弱さが人を強くすることができるとは限りません。

弱さが支配的になり、苦痛や悲しみを引き起こすことがあるからです。

心理的な問題やストレスに対処できない人は、弱さに押し潰されることがあります。

 

また、弱さを経験しても、それを克服することができない場合もあります。

自分自身を変えることができず、同じような失敗を繰り返すことがあるからです。

このような場合には、弱さが人を強くすることができないと言えます。

 

弱さが人を強くするとは限りませんが、それでも弱さを克服することができる場合は、自分自身を強くするための大きなチャンスであると言えます。

弱さを乗り越えることで、自分自身の力を再発見し、自信を持って未来に向かうことができます。

 

弱さを克服するためには、まず自分自身と向き合うことが必要です。

自分自身の弱点を認め、改善するための努力を怠らず、自分自身に厳しく、かつ優しく接することが大切です。

また、周りの人々との関係性を大切にし、助けを求めたり、助けを与えたりすることも重要です。

 

さらに、弱さを克服するためには、自分自身に対してポジティブな言葉をかけることも重要です。

自分自身に対して「私は弱い」と言うのではなく、「私は今苦しんでいるけれど、克服することができる」と言うような言葉をかけることで、自分自身の意識を変えることができます。

僕自身もとても弱い人間だと思います。

負けず嫌いですが、自分に甘く、マイルール(自分で決めた約束事)を自分で破ってしまう。

その度に自己嫌悪に陥るみたいな感じです。

でも、僕には大事な家族がいます。

会社に行けばこんな僕でも支えてくれる仲間がいます。

アドバイスいただける先輩がいます。

だから前に進めるんです。

弱さが人を強くするのではなくて、他者の温かい心が人を強くしているのではないでしょうか。

だから今に感謝し、弱さを受け入れていきましょう。