社員に求める能力

株式会社樹 谷でございます。

9期が過ぎ社員・AP・協力会社含めると100名を超える規模になりました。

標記の件、まとめることにしました。

以下の通りです。

1)提案能力

問題解決能力ではありません。
根本的に問題や課題を解決していくためには、提案能力が必要です。


2)ハードルを越える能力

提案能力があっても、実行力がなければ折角のアイデアも活きて来ません。
本当はお客さんにとって必要な事でも拒絶されてしまう事はありますし、 
抵抗勢力が社内にいる事もあります。  
当然、新しいことに挑戦する場合等は、失敗も繰り返すでしょうし、人的な制約が出てきたりします。
でもこれらをいかに乗り越えていくかで、事業の成否は決まります。
目の前に巨大な壁(ハードル)が立ちふさがる事は常にあります。
でもハードルを迂回する手もありますし、一歩一歩着実に登っていく場合、ヘリコプターで一気に飛び越す方法等、
適宜状況に合わせて兎に角ハードルの向こう側に至る為には、机上の理論だけでは成し得ません。
つまり行動力と責任感=執着心が必要になります。
これらがハードルを飛び越すための能力とも言えるでしょう。


3)知識、経験の吸収能力

経験から学ぶ、又は失敗しない為にも、又提案能力をつけるためにも学習能力は問われます。
ここで言う学習能力とは、受験勉強の様な丸暗記や、問題を解くためのテクニックだけでは有りません。
同じ失敗を繰り返さないため、又、経験からより仕事の質を上げるためのエッセンスを抽出する能力も含まれます。
当然現状把握能力などもこれに該当します。
又、提案能力をつけるためにも、経験を積む必要があります。
人間は経験からしか判断が出来ません。
別に実体験をしなくても、他人の経験や考え方を吸収する方法もあります。
経験を積むにも、提案能力=判断能力を培うにも、実行力を養うにも、とにかく必要なのが「その仕事に興味を持つ」事でしょう。
どんな仕事でも絶対に面白い面はあります。
そこから興味を持ち、「今より良くする為には何が必要なのか?」を常に考えることです。
そうすれば、知識が足りないのか、足りないのはどんな知識か、経験が足りないのか、どうすれば経験を積めるか
その他足りないものがあるのであれば、どうすれば補えるか必然的に考えるようになります。
ちなみに、基礎的な知識や技術というのは、業種や職種によって千差万別なので断定的な事はわかりません。
しかし、会社というのは”営利を目的に運用される”のであり、利益をあげる為に生きがいを感じつつ目標や夢を達成していく社員が望ましい。